「下半田川町蛇ヶ洞川エリア」は瀬戸市の北部、蛇ヶ洞川の中下流部に位置している。
上流域にあたるエリア南部は、蛇ヶ洞川の稚児橋から一ノ瀬橋にかけての左岸側流域である。
下流域にあたるエリア北部は蛇ヶ洞川の一ノ瀬橋から下半田川町集落の里地にある花川橋までとなる。
一ノ瀬橋下流側の両岸流域の山林部のほかオオサンショウウオ人工巣穴の川沿いを含むエリアである。
特定地区は管理上、保護区域と保全区域を設けることとする。

「保護区域」は、人による活動によらず自然の作用に委ねる区域とし、主に山林区域とする。
「保全区域」は、人による管理を行うことにより現状を維持する区域とし

蛇ヶ洞川河川区域(オオサンショウウオの人工巣穴を含む)及び道路区域とする。
当該エリアは蛇ヶ洞川流域を中心として、相当部分を天然林及び人工林が占める森林であり
加えて、都市と原生的自然との中間に位置する里地・里山の要素があることから
多種多様の動植物の生息・生育地となっている。それらが一体となって良好な自然環境を形成している。

蛇ヶ洞サラマンダー